ヤッホーブルーイング「水曜日の猫」

【ブランディングメモ】

「ターゲットを絞ったネーミング」(日経MJより)

長野県のヤッホーブルーイングはクラフトビールのメーカー。こちらが手掛ける商品はどれもネーミングが奇抜で面白いのが特徴です。が、ただ単に奇をてらっているわけではなくマーケティング視点なところがヒットの理由です。

22万ケースを売ったヒット商品「「水曜日のネコ」の場合は

①ターゲットを30歳前後の女性に設定
②嗜好・行動を調査したところ浮かび上がったキーワードは癒し、アロマ、ネコ。更に週の真ん中にリフレッシュしたい・・・というニーズ。
③コンセプトを「先端的な女性が仕事終わりに気持ちをリセットするビール」に決定!
④象徴をキャラクターをツンとしたネコに。

という流れで名付けられました。

決定までの過程で、いくつかの候補を作成し20人程度のターゲット層に感想を聞いたそうですが、

「多くの人が選ぶものは無難で危険、2~3割の強い支持がベスト」

なんだとか。
「友達に薦める!」という強いファンを生むことが口コミ拡散につながり、結果広い客層を獲得できる秘訣のようです。


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