ブランドマネージャー認定協会・公開シンポジウムにて 阪本 啓一 (Keiichi Sakamoto)氏の基調講演を聞くことができました。
テーマは「ブランドを強くする 他社に負けない「とんがり軸」のすすめ」。
阪本さん独自の時代分析と経営観は目からうろこで、「今の時代のブランドづくりに大切なこと」を考えるきっかけになりました。
講演の中で心に残ったキーワードは
「感情」
「正しいから楽しいへ」
「因果を捨てる」
ひとの気持ちを動かせなければブランドはできないし、
正しいだけでは心は動きません。
「こうすればこうなる」が通用しない時代にあって、
「ようわからんけど楽しい」という感覚が大事なんだろうな。
以前読んだ佐藤可士和氏の本にもこんなことが書かれていました。
実はみんな、ロジカルになんて考えていない。
だから「感じたこと」が大事になるわけです。
(引用:佐藤可士和の打ち合わせ/ダイヤモンド社)
思い返すと、ビジネスの場ではロジカルに考えがちで、「感じていること」に意識を向けていないかも。「感じていること」をもっと大切にしようと思います。